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ちくちく・ことこと ~ちくちく和裁ときもののこと TOP  >  着物や布の話  >  ・・着る >  正絹長襦袢を洗ったら。

正絹長襦袢を洗ったら。

もう夏。
ちょっと遡って、冬のお襦袢のこと。
正絹無双・居敷当て付きのお襦袢を洗ってみました。


正絹にお水、怖いです。
お仕立てしていて、水がぽたっと落ちただけで「水染み」
なので、正絹のお襦袢洗うの♪なんていう話を
聞いたり読んだりしても、自分でするのは止めておこ。
そう思ってました。

それが、ふと、ほんとにふと、
「洗っちゃおうかな」スイッチが。
普段は洗えるお襦袢を着るのがほとんどだったから、
たまーにしか着ない正絹襦袢の汚れは
さほど気にならず過ごしていたし。
ドライクリーニング用の洗剤で、使用方法記載通りに。

結果。
手触りが変わりました。
少々縮みました。

手触りは、正絹のとろんとした感じが減って、
ちょっとカシカシした感じに。
まずそれで「やっぱりそうか・・」とへこむ。
寸法を測ってみると、
DSC_265220190709.jpg
お袖丈、1尺3寸の着物のお袖丈に合わせて1尺2寸8分にしていたのが
5分ほど縮む。
DSC_265420190709.jpg
袖付け、6寸の着物に合わせて5寸8分だったのが、3分ほど縮む。
身丈はもともとの寸法を忘れたのですが、
たぶん1寸くらい縮んだみたい。
身頃と居敷当ての釣り合いも狂ってました。
居敷当てが被ってた。

仕立て前に水通しするとか長めに仕立てておくとか
洗うつもりの準備をしていなかったから、余計かな。
カシカシ感は、コンディショナーをちょっと入れたら
少しは防げたかもしれない。
このあたりの変化は、布地にもよるしねぇ。
悉皆屋さんとこの件で話をしてことがあって、
自分で洗って物凄く縮んで「元に戻してほしい」っていう依頼、
多くなってきてるんですって。


手持ちの長襦袢、
気づけばポリエステルの気軽に洗えるもののほうが
多くなってしまったのだけど、好きなのは正絹。
上手なセルフお手入れ方法とプロにお願いするのと、
準備と心づもりと、素材も使い分けと、
上手に着分けていこう。

今回縮んでしまった分は、
次のこのお襦袢のシーズンまでに直そ♪





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[ 2019/07/09 15:18 ] 着物や布の話 ・・着る | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

中野彩子

Author:中野彩子

キモノプランナー/和裁士
関東出身。京都在住。

学生時代には洋裁を、その後京都に来てから市内和裁所にて和裁を学ぶ。
お仕立て・和裁教室・商品開発アドバイス・コーディネート・販売・カタログ通販誌監修などなど、着物周りの何でも屋さん。
街に溶け込む自然なきもの姿でありたい、と思う日々。

連絡先:ayakonomi.kyoto☆gmail.com (☆→@)

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