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「喋々喃々」 小川糸

谷中のアンティーク着物屋さんが主人公・・ということで、
読んでみました。「喋々喃々」 小川糸。

小川糸さん、「食堂かたつむり」の方ですね。

喋々喃々 (ポプラ文庫)喋々喃々 (ポプラ文庫)
(2011/04/06)
小川 糸

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昨年、妹とこの辺りを散策。
根津のアンティーク着物屋さん「ponia-pon」さんを訪れたので、
そんなイメージで読み始めましたが・・
(ponia-ponさんでは、真っ赤なコートを購入♪)


谷根千(谷中・根津・千駄木)辺りの雰囲気はふんわり感じられます。

ストーリーは、最後の最後「あら?そう終わる??」という感じ。

この手の展開は、江国香織だとなんとなく納まっているのに、
どうしてこの本は「??」なのかなぁ・・



そうそう、ものすごくいいなぁと思ったのは、
帯の「おいしいものを、一緒に食べたいひとがいます」という文言。

好きな人とは一緒にゴハンを食べたい。
一緒に楽しくゴハンを食べられる人が好き。

これは私がずーっと思っていること。
人間の基本的欲求だからでしょうか?
「その人」が見える気がします。


あれれ?話がちょっとそれちゃった^^



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[ 2011/05/09 09:33 ] | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

中野彩子

Author:中野彩子

関東出身。京都在住。

学生時代には洋裁を、その後京都に来てから市内和裁所にて和裁を学ぶ。
お仕立て・和裁教室・商品開発アドバイス・コーディネート・販売・カタログ通販誌監修などなど、着物周りの何でも屋さん。和裁士。着物アドバイザー。
街に溶け込む自然なきもの姿でありたい、と思う日々。
特別じゃなく、普通がいい。

連絡先:ayakonomi.kyoto☆gmail.com (☆→@)

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