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ちくちく・ことこと ~ちくちく和裁ときもののこと TOP  >  2012年09月

織機にわくわく。

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大阪の万博公園内にある、国立民族学博物館に行ってきました!

目的は「世界の織機と織物─織って!みて!織りのカラクリ大発見」

開催前の告知から、興味津々でした♪



会場のみんぱく特別展の入り口には、大きな織物のオブジェ?なんでしょアレ。
筒型の織りかけの物体が。

展示会場に入ると、あるわあるわ、世界の織機。
布スキとしては大変テンションの上がる空間。

洋服や着物の勉強をしてきてうっすら知っている機だけでなく、
不思議な形の機がたくさん!!

素材も・・ヤマアラシの毛とか!

遠く遠く離れた土地で、同じような機を使っている不思議。
半分屋外のようなところでの機織風景のビデオには、
真剣に柄をあわせる織り子さんの向こうをのんびり鶏の親子が通過。

布・布帛・衣服としてまとうものだけじゃなくムシロや草履まで。


布の形にするのなら、一番単純なのは横糸縦糸を一本づつ交互に交差させていくのだけど、
複雑に交差させることで生まれる柄・・
人間の頭って、すごい。
少しでもキレイな布を作ろうっていう情熱、すごい。


興奮冷めやらないため、文章あっちこっちデス^^



同じチケットで、常設展も見られました。
すごいボリューム。
今日の一番の興味は、日本の「幣」
日本全国津々浦々、色んなカタチがありました!




少しづつ秋めいてきて、気持ちのいい今日この頃。
楽しい展示にちょっと一息ついた、外のベンチがとっても気持ちよかったです♪


まだまだ会期はあります。
布好き組織好き(?)の方は是非ー♪


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木綿の着物、増やします!

ここ数日急に気温が下ってきました。
(今日はまた暑いらしいですが・・)

すこしずつ、浴衣や麻・薄物を片付けはじめています。

それと同時に秋冬なに着よう~?と、
タンスの中身と相談。


そこで、木綿の着物をまずは一枚増やすことにしました~!
今年のトレンドは「黒」ということで、黒系に決定!!






秋冬のキモノ、普段着はほぼウール一辺倒。
お手入れ楽チン、シワにもなりにくいので。
お出かけには正絹。雨の日はポリエステルのキモノを着ることも。

毎回手持ちが少なくて困っていたのが、ハザマの時期の普段着。
ウールじゃあ質感も着てても暑いような・・というとき。
カジュアルな正絹単衣を着ていたけど、
普段着ならば、出来ることならオウチでお手入れしたい。




そこで出会ってしまったのが「片貝木綿」


木綿って、シワになるような気がしたし、
アウトラインがすっきりしなそうな気がして(考えすぎ)。
何せ超ほんわか日本人顔なので、
ほんわかしちゃうと、とたんに「おかあちゃん化」してしまうのです。
一応、産地不明の縞の木綿を持ってはいたのですが、
さらに木綿の着物を増やそう・・というほどの魅力は感じず。


ところが、昨年の「銀座くのや」さんの最終日、
たまたま手にした片貝木綿。
勢いで購入してしまったのですが、これがお役立ち。
思ったよりスッキリしているし。
シワは・・丁寧な動作を心がけるということで^^
なにより着心地がいい。
春、一番着ていたかも。



ということで、激寒になるまで着る木綿の着物を増やすことにしました♪

先日会津若松の機屋さんで購入した会津木綿。
冬に向けて・・なので、少々地厚な会津木綿を仕立ててみます。
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水通しして、ベランダでしばらく干してるところ。
今はアイロンで布目を正して芯木に巻いてあります。


自分のって、なかなか進まないのよね・・
いつ裁ちできるかなー?
お稽古の時に、便乗しちゃおうかしら^^



羽織のお袖

まだまだ暑いとはいえ、9月も半ば。

袷着物や羽織の話も耳にするようになってきました。

そこで、羽織。

羽織は男性と女性で形が違います。
・繰越のあるなし(女性は衿を抜くけど男性は抜かない)
・↑に伴って、羽織紐をつける乳の位置(付け方も少々違います)
・衿巾(好みもありますが、基本的に男性のほうが広い)

そして、今回話題にしたい「お袖の形」


女性は着物と同じ。
身八つ口が開いていて、お袖にフリがある。
後ろから見ると、フリからお襦袢・着物・羽織の重なりが見える。

男性は着物ともちょっと違うのですが、空きがない。



最近、女性が羽織を仕立てるときに、男性と同じように
脇にアキがないように仕立をお願いする・・という話を時々聞きます。
私自身、男性の羽織を着ちゃったりするので、よく分かる。
アキがないと、寒くないのです!!
あとね、モノを入れても落ちにくい!

防寒目的で着るなら、たとえばウール素材とか、
こんな風に仕立てるのも悪くないかなぁ・・と思います。

私は男性羽織を着ていることがとても多かったのですが、
今のところ非難や注意されたことはありません。
(聞こえてないものは言われてないことにします笑)
年配の方にも、「これなら寒くなくていいわねー」と言われることが多かったです。

ただし!男性モノは、繰越を見越していないので、
衿を多く抜く方は特に、後ろに持っていかれるような感じがするかもしれません。
お袖が全部身頃に繋がっているので無理やり回りますし。
それから乳の位置が低いかも。まぁ直せばいいのですけどね。
(私は羽織紐は帯の上線と帯締めの間辺りに来て欲しいのですが、男物は大抵低い)


京都はまだ30度超える日々。
そんなときに、防寒の話もアレですが、
着たい時に手元に来るようお仕立て出すなら今のうち。
リサイクルで探すのも、早めに見ておくといいのを見つけられるかも♪

[ 2012/09/14 17:20 ] 着物や布の話 ・・着る | TB(0) | CM(0)

9月、なに着る?

朝晩はすこーし秋の風を感じるようになった今日この頃。
暦は9月になりました。

8月末くらいから、着物友達の間で話題になるのが
「浴衣や薄物、いつまで着る?」

いわゆる決まりごとでは、そろそろ浴衣や薄物はおしまい。

でも暑い!今日だって、京都の最高気温35度って言ってたし!

個人的には「体感温度で好きに決めたらいいこと」と思ってます。
ただ、冠婚葬祭など相手のあること、お茶などの芸事は、
それぞれの決まりごとにのっとって・・かな。

「おしゃれ」の観点でいうと、着物の柄だとか布地感と「日本の四季」のことを考えて
9月ならこんなの選ぶっていうのはあるけど。


夏の暑さも変化してるし。
その昔、私が高校生の時のこと。
「気温が33度超えたら自習にする」っていう地理の先生がいらしたのです。
私の高校は、東京湾に面した海沿いにありました。
結局そのころ自習になることはなかったように思います。
ところがここ近年の気温ときたら・・
残念ながら、年々暑くなっているわけです。



洋服と同じ。暑いときは涼しいものが着たい~

私はもうしばらく、小千谷縮と麻や絽のお襦袢を着ていそうです。

あぁ、でも明日のお茶のお稽古、先生方はしっかり単衣を着ていそう。
5月もう暑いのに、袷の着物着続けていらしたもんなぁ・・
「生徒さんはお客様だから、ちゃんとするのよ」っておっしゃってたけど・・大変。
私は阿波しじら辺りでごまかしときます。お稽古ですし^^
[ 2012/09/04 22:43 ] 着物や布の話 ・・着る | TB(0) | CM(0)
プロフィール

中野彩子

Author:中野彩子

キモノプランナー/和裁士
関東出身。京都在住。

学生時代には洋裁を、その後京都に来てから市内和裁所にて和裁を学ぶ。
お仕立て・和裁教室・商品開発アドバイス・コーディネート・販売・カタログ通販誌監修などなど、着物周りの何でも屋さん。
街に溶け込む自然なきもの姿でありたい、と思う日々。

連絡先:ayakonomi.kyoto☆gmail.com (☆→@)

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